職場で「ありがとう」「お疲れさま」と伝えたいけれど、いざ言葉にしようとすると「何を書けばいいかわからない」「ありきたりな表現になってしまう」と悩む方も多いのではないでしょうか。
一言メッセージは、短いからこそ言葉選びが大切です。ほんの一言でも、具体的で心のこもった言葉は相手の心にしっかり届きます。本記事では、感謝・お祝い・励ましなどシーン別、上司・同僚・部下など相手別に使える一言メッセージの例文を紹介します。寄せ書きやサンクスカード、メール・チャットなどで使える例文をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
職場で一言メッセージを伝えるメリット

職場で一言メッセージを伝えることは、個人のモチベーションだけでなく、組織全体にも良い影響をもたらします。まずは、一言メッセージを伝えるメリットを確認しておきましょう。
相手のモチベーション向上につながる
ちょっとした一言でも、「自分のことを見てくれている」「認められている」と感じると、人は仕事へのモチベーションが高まります。特に、日々の小さな行動に対して一言メッセージを贈ると、相手は「細かいところまで気づいてくれているんだ」と感じ、さらに仕事に前向きに取り組むようになるでしょう。
職場の雰囲気が良くなる
感謝や称賛の言葉が日常的に飛び交う職場は、自然と雰囲気が明るくなります。一人が一言メッセージを伝えることで、周囲にもその文化が広がり、メンバー同士が互いを認め合う風土が醸成されていくでしょう。こうした職場では心理的安全性が高まり、メンバーが意見を言いやすくなったり、困ったときに助け合ったりする関係性が築かれやすくなります。
信頼関係の構築に役立つ
一言メッセージを通じて気持ちを伝え合うことは、信頼関係を築く土台となります。「自分のことを気にかけてくれている」という実感は、上司と部下、同僚同士の信頼を深める大きなきっかけになります。信頼関係が構築されていれば、業務上の連携もスムーズになり、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。
心に響く一言メッセージを書く際のポイント

一言メッセージは短いからこそ、ちょっとした工夫で相手への伝わり方が大きく変わります。心に響くメッセージを書くためのポイントを紹介します。
何に対するメッセージか具体的に書く
「ありがとうございます」「お疲れさまでした」だけでは、形式的な印象を与えてしまいます。「昨日の会議資料の準備、ありがとうございました」「○○プロジェクトの成功、おめでとうございます」のように、何に対するメッセージなのかを具体的に書くことで、より気持ちが伝わります。
相手との関係性に合った言葉遣いを選ぶ
上司や先輩など目上の方には敬意を込めた丁寧な言葉遣いを、同僚や部下には親しみを込めた表現を使うなど、相手との関係性に合わせて言葉遣いを調整しましょう。ただし、ビジネスの場である以上、くだけすぎた表現は避け、適度な敬意を保つことが大切です。
タイミングを逃さず伝える
一言メッセージは、相手の行動や出来事があった直後に伝えるのが効果的です。時間が経ってしまうと、感謝や称賛の気持ちが薄れた印象を与えてしまうこともあります。「伝えたい」と思ったそのタイミングで、すぐに一言伝えることを心がけましょう。
前向きな言葉で締めくくる
一言メッセージの最後は、前向きな言葉で締めくくるのがおすすめです。「これからもよろしくお願いします」「応援しています」など、未来に向けたポジティブな一言を添えることで、相手も気持ちよくメッセージを受け取ることができます。
一言メッセージを書く際の注意点・NGワード

せっかく一言メッセージを贈っても、言葉選びを間違えると逆効果になることがあります。注意すべきポイントを押さえておきましょう。
目上の人への言葉遣いに注意する
上司や先輩など目上の方へのメッセージでは、以下の表現に注意しましょう。
- 「ご苦労さまでした」は目上の人には使わない(「お疲れさまでした」を使う)
- 「頑張ってください」は命令形のニュアンスがあるため避ける(「ご活躍をお祈りしています」などに言い換える)
- 「お体をご自愛ください」は「ご自愛」に「お体」の意味が含まれるため「ご自愛ください」が正しい
忌み言葉を避ける
お祝いや送別の場面では、縁起が悪いとされる「忌み言葉」を避けるのがマナーです。
- 死を連想させる「四」「九(苦)」
- 「切れる」「折れる」「終わる」「枯れる」「倒れる」「崩れる」など
- 重ね言葉(「重ね重ね」「返す返す」「しばしば」など)
ネガティブな表現で終わらない
「寂しいです」「残念です」だけで終わるメッセージは、相手に後ろ向きな印象を与えてしまいます。寂しい気持ちを伝える場合は、「寂しくなりますが、新天地でのご活躍を応援しています」のように、その後に前向きな言葉を添えるようにしましょう。
形式的・定型文だけにならない
「お世話になりました」「ありがとうございました」といった定型文だけでは、気持ちが伝わりにくくなります。短い一言でも、具体的なエピソードや自分の気持ちをひとこと添えるだけで、オリジナリティのあるメッセージになります。
【シーン別】職場で使える一言メッセージ例文

ここからは、職場のさまざまなシーンで使える一言メッセージの例文を紹介します。日常の感謝から称賛、励ましまで、幅広い場面で活用してください。
日常の感謝を伝える一言メッセージ
日々の業務の中で、さりげなく感謝を伝えたいときに使える例文です。
- いつも丁寧にフォローしてくれてありがとうございます。本当に助かっています。
- ○○さんの気配りにいつも助けられています。ありがとうございます。
- 忙しい中、対応してくれてありがとう。おかげでスムーズに進みました。
- いつも明るく声をかけてくれて、元気をもらっています。ありがとう!
- ○○さんがチームにいてくれるおかげで、安心して仕事ができています。
- 細やかなサポート、いつも感謝しています。これからもよろしくお願いします。
- いつも率先して動いてくれてありがとう。○○さんの存在に感謝です。
- 困ったときにすぐ助けてくれる○○さん、本当にありがたいです。
- ○○さんの丁寧な仕事ぶりに、いつも刺激をもらっています。
- 毎日お疲れさま。○○さんの頑張り、ちゃんと見ていますよ。
仕事のお礼を伝える一言メッセージ
業務上のサポートやフォローに対してお礼を伝えたいときの例文です。
- 先日の資料作成、ありがとうございました。おかげで会議がスムーズに進みました。
- 急なお願いにもかかわらず対応してくれて、本当に助かりました。ありがとう!
- ○○の件でフォローしていただき、ありがとうございました。とても心強かったです。
- 忙しいところ相談に乗ってくれてありがとう。おかげで解決策が見つかりました。
- ○○さんのアドバイスのおかげで、無事に納期に間に合いました。感謝しています。
- 引き継ぎの対応、丁寧にしてくれてありがとう。安心して進められました。
- 先日は残業を手伝ってくれてありがとう。○○さんの協力に感謝です。
- 私が困っているときにさりげなくフォローしてくれてありがとう。本当に助かりました。
成果・成功を称える一言メッセージ
プロジェクトの成功や目標達成など、相手の成果を称えたいときの例文です。
- ○○プロジェクトの成功、おめでとうございます!○○さんの頑張りが実を結びましたね。
- 今月の目標達成、素晴らしいです!日々の積み重ねの成果ですね。
- プレゼン大成功でしたね。○○さんの準備の丁寧さ、見習いたいです。
- 見事な受注、おめでとう!○○さんの粘り強い営業が結果につながりましたね。
- 難しい案件をやり遂げた○○さん、本当にお見事です。お疲れさまでした。
- ○○さんのリーダーシップのおかげで、チームが一つにまとまりました。ありがとう!
- 売上目標の大幅達成、すごいです!○○さんの努力と工夫の結果ですね。
努力・成長を認める一言メッセージ
日々の努力や成長を認め、伝えたいときの例文です。
- ○○さんの成長ぶりには目を見張るものがあります。努力を続けてくれてありがとう。
- 以前は苦手だった○○を克服した○○さん、本当にすごいと思います。
- 新しいスキルの習得に積極的に取り組む姿勢、とても尊敬しています。
- 自分から改善提案をしてくれるようになって、とても頼もしいです。
- コツコツ努力を続ける○○さんの姿勢、チームの良いお手本になっています。
- 難しい案件にも諦めずに取り組む姿、とても素晴らしいです。
- ○○さんの学ぶ姿勢は、周りにも良い影響を与えていますよ。
励まし・応援の一言メッセージ
落ち込んでいる相手や、新しい挑戦に向かう相手を励ましたいときの例文です。
- ○○さんなら大丈夫。いつも応援しています。
- 今回はうまくいかなかったけど、○○さんの頑張りはちゃんと見ていました。
- 無理せず、自分のペースで大丈夫ですよ。何かあったらいつでも相談してね。
- 失敗は成長のチャンス。○○さんならきっと次に活かせると思います。
- 新しい挑戦、応援しています。○○さんの力なら、きっとうまくいきますよ。
- 大変な時期だと思うけど、一人で抱え込まないでね。いつでも力になります。
- ○○さんの前向きな姿勢はチームの力になっています。一緒に頑張りましょう。
【相手別】職場で使える一言メッセージ例文

一言メッセージは、相手との関係性によって伝え方を変えることが大切です。ここでは、相手別に使い分けられる例文を紹介します。
上司・先輩への一言メッセージ
上司や先輩へのメッセージは、敬意を込めた丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
- いつも的確なアドバイスをいただき、ありがとうございます。大変勉強になっています。
- ○○さんのご指導のおかげで成長できたと実感しています。心より感謝申し上げます。
- 先日の会議での○○さんの判断力、大変尊敬しております。私も見習いたいです。
- いつもチーム全体を気にかけてくださり、ありがとうございます。とても心強いです。
- お忙しい中、丁寧にご対応いただきありがとうございました。
- ○○さんの仕事に対する姿勢から、多くのことを学ばせていただいています。
- ご指導いただいたことを糧に、これからも精進してまいります。
同僚・同期への一言メッセージ
同僚や同期へのメッセージは、親しみを込めつつも感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
- いつも助けてくれてありがとう!○○さんがいてくれて本当に心強いです。
- 一緒に仕事ができて毎日楽しいよ。これからもよろしくね!
- ○○さんの仕事に対する姿勢、いつも刺激をもらっています。ありがとう。
- 困ったときにいつも相談に乗ってくれて、本当に感謝しています。
- ○○さんのアイデア、いつも斬新で素晴らしいと思っています。
- 同期として一緒に頑張れることが嬉しいです。これからもお互い頑張ろう!
- いつも明るく場を盛り上げてくれてありがとう。○○さんのおかげで楽しく働けています。
部下・後輩への一言メッセージ
部下や後輩へのメッセージは、成長を認め、エールを送る内容にしましょう。
- ○○さんの丁寧な仕事ぶり、いつも助かっています。ありがとう。
- 最近の○○さんの成長、とても頼もしく感じています。これからも応援しているよ。
- いつも前向きに取り組んでくれてありがとう。チームの良い雰囲気は○○さんのおかげです。
- ○○さんの努力、ちゃんと見ていますよ。困ったことがあればいつでも相談してね。
- 新しい業務にも積極的にチャレンジしてくれてありがとう。その姿勢、素晴らしいです。
- ○○さんと一緒に仕事ができて嬉しいです。これからもよろしくね。
- お客様対応がとても丁寧で、お客様からもお褒めの言葉をいただいたよ。さすがです。
【節目・イベント別】職場で使える一言メッセージ例文

退職・異動・昇進など、職場の節目で使える一言メッセージの例文を紹介します。寄せ書きやメッセージカードにもそのまま使えます。
退職する人への一言メッセージ
- 今までお世話になりました。新天地でのご活躍をお祈りしています。
- 一緒に働けて楽しかったです。本当にありがとうございました!
- ○○さんから学んだことを大切に、これからも頑張ります。
- 寂しくなりますが、○○さんの新しい生活を心から応援しています。
- ○○さんとの出会いに感謝しています。お体に気をつけて、お元気で!
- たくさんの思い出をありがとう。また会える日を楽しみにしています。
- ○○さんの今後のご多幸を心よりお祈りしています。
異動・転勤する人への一言メッセージ
- 今まで大変お世話になりました。新天地でのご活躍をお祈りしています。
- 一緒に働けて光栄でした。新しい環境でも○○さんらしく頑張ってください!
- 寂しくなりますが、○○さんならどこに行っても活躍できると思います。
- 離れても、何かあったらいつでも連絡してくださいね。応援しています。
- ○○さんと過ごした日々は大切な思い出です。ありがとうございました。
- 新しい部署でもご活躍ください。また社内で会えることを楽しみにしています。
- 出張で近くに行ったら必ず連絡しますね。お体に気をつけて!
昇進・昇格した人への一言メッセージ
- ご昇進おめでとうございます。ますますのご活躍をお祈りしています。
- 昇進おめでとう!○○さんの頑張りが認められて、自分のことのように嬉しいです。
- おめでとうございます。新しいポジションでも○○さんらしくご活躍ください。
- 日頃の努力が実を結びましたね。心よりお祝い申し上げます。
- 昇進おめでとう!これからも一緒に頑張ろう。応援しています。
- ○○さんの誠実な姿勢が評価された結果ですね。おめでとうございます。
年末年始・期末の挨拶の一言メッセージ
- 今年一年、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
- ○○さんのおかげで、良い一年を過ごすことができました。ありがとうございました。
- 今期もお疲れさまでした。○○さんの頑張りにいつも助けられています。
- 来年も○○さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
- 今年もたくさんのサポートをありがとうございました。良いお年をお迎えください。
- ○○さんにとって、新しい年が素晴らしい一年になりますように。
歓迎・新入社員への一言メッセージ
- 入社おめでとうございます!一緒に働けることを楽しみにしています。
- 困ったことがあったらいつでも声をかけてくださいね。一緒に頑張りましょう!
- ○○さんの新しい力に期待しています。ようこそ、私たちのチームへ!
- 最初は慣れないことも多いと思いますが、焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。
- わからないことは何でも聞いてくださいね。全力でサポートします!
- ○○さんと一緒に働ける日を楽しみにしていました。よろしくお願いします!
一言メッセージを伝える方法

一言メッセージは、伝える方法によっても相手への届き方が変わります。シーンや関係性に応じて、最適な方法を選びましょう。
口頭で直接伝える
最もシンプルで効果的な方法です。対面で伝えると、表情や声のトーンも一緒に届くため、気持ちがより伝わりやすくなります。「ありがとう」の一言でも、顔を見て伝えるだけで相手に与える印象は大きく変わります。
日常の中で感謝を伝えたい場面では、まず口頭で伝えることを心がけてみましょう。
メール・チャットで送る
直接伝えるのが難しい場合や、相手が忙しいときは、メールやチャットで一言メッセージを送るのがおすすめです。相手が都合の良いタイミングで読むことができるため、業務の妨げにもなりません。
チャットであれば気軽に送れるため、日常的に感謝を伝えるハードルも下がります。
メッセージカード・寄せ書きで贈る
退職や異動など特別な場面では、手書きのメッセージカードや寄せ書きが喜ばれます。手書きの文字には、デジタルのメッセージにはない温かみがあり、受け取った方にとって大切な思い出になるでしょう。
寄せ書きの場合はスペースが限られるため、本記事で紹介した一言例文をぜひ活用してください。
サンクスカードを活用する
日常的に感謝を伝え合う仕組みとして、サンクスカードの活用もおすすめです。サンクスカードは、アプリやカードを使って感謝のメッセージを贈り合う制度で、口頭では伝えにくい「ありがとう」も気軽に届けることができます。
贈ったカードは記録として残るため、受け取った側にとっても「認められている」という実感を持続的に得られるメリットがあります。
日頃から感謝を伝え合う文化を作るなら「RECOG」

一言メッセージを贈ることは大切ですが、日頃から感謝や称賛を伝え合う文化が根付いていれば、職場のコミュニケーションはさらに活性化します。
そこでおすすめしたいのが、チームワークアプリ「RECOG」です。RECOGは従業員同士の感謝や称賛を通じて、コミュニケーションの活性化や従業員エンゲージメントの向上が可能なツールです。アプリ上でサンクスカードを贈り合うことで、日常的に感謝を伝え合う文化を自然に醸成できます。
詳しい機能についてはこちらの資料で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
職場での一言メッセージは、短い言葉でも相手のモチベーションを高め、職場の雰囲気を良くし、信頼関係の構築に大きく貢献します。
心に響くメッセージを書くポイントは、何に対するメッセージなのかを具体的に伝えること。「ありがとう」だけでなく、具体的な行動やエピソードをひとこと添えるだけで、相手の心により深く届くメッセージになります。日常の感謝から、退職・異動などの節目の場面まで、さまざまなシーンで一言メッセージを活用してみてください。
また、日頃から感謝を伝え合う職場づくりには、チームワークアプリ「RECOG」の活用もぜひご検討ください。
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