仕事で感謝の気持ちを伝えるシーンはたくさんありますが、言葉選びを間違ったり伝える機会を逃したりしてしまうと、感謝の気持ちが伝わらずに人間関係にヒビが入ることも。そうしたリスクを避けるために、本記事では感謝の気持ちを伝えるメッセージ集を紹介します。上司・同僚・部下といった相手別のテンプレートを用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事を手伝ってもらったときや、的確なアドバイスをもらったときなど、日ごろの仕事で感謝の気持ちを伝えるシーンは多々あります。しかし、そうしたときに「ありがとうございました」という言葉を使わずに「わかりました」「そうなのですね」などの言葉で返してしまっているときもあるという人は少なくないでしょう。
実は、感謝の気持ちを言葉にして伝えることは、伝えられた方も伝えた方も良い効果があるとされています。
感謝の気持ちを伝えられると、以下のような効果があります。
メンバーから感謝を伝えられると、自分の仕事や成果に対する肯定感が生まれるため、自信がつき仕事のパフォーマンスも向上するでしょう。
感謝の気持ちを伝えることは、以下のようなメリットも生まれます。
感謝や称賛などのポジティブな言葉を発することは、幸福度や精神的な健康などに影響するという研究結果もあります。
感謝の気持ちを伝え合う社風が作られると、社内にもポジティブな効果が期待できます。
このように、感謝の言葉は社内にもさまざまなメリットがあるのです。
「ありがとうございます」以外にも感謝を伝える言葉を覚えていると、さまざまなシーンや相手に対してバリエーション豊かな感謝の表現ができるようになります。「ありがとう」の言い換え文の例は、以下のようなものがあります。
感謝の気持ちを伝える表現は多岐にわたるため、状況に応じて使い分けられるとよいでしょう。
【相手別】感謝の気持ちを伝えるメッセージ例文
仕事で感謝の気持ちを伝える際には、自分の気持ちを伝えるだけでなく「何に感謝しているのか」「どんなことを学び取ったのか」など、具体的な内容を盛り込むことで感謝の気持ちが伝わりやすくなります。そこで、ここからは「上司」「同僚」「部下」という相手別に感謝の気持ちを伝えるメッセージの具体的な例文を紹介していきます。
上司へ感謝の気持ちを伝える際には「丁寧な言い方を心がける」「学びになったポイントを書く」などを意識してメッセージを作りましょう。
本日は、日々の業務についてのフィードバックをいただきありがとうございました。 以下のポイントについて、自分の中で整理できました。
今後もたくさんのご指導をいただくことで自分の成長へとつなげ、会社に貢献していきたいと思っています。 |
本日は~~の業務を教えていただきありがとうございます。 業務の進め方だけでなく、効率化するコツやミスを減らすポイントなど○○さんのノウハウも共有していただけたので、さっそく明日からの業務に活かしたいと思います。 早く業務を覚えられるよう頑張りますので、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。 |
昨日は、お忙しいにも関わらず、ご相談の時間を設けていただきありがとうございました。 A社への営業活動について成果が出ず悩んでいましたが、○○さんにご相談させていただいたことで自分の中での考え方が整理できました。 それだけでなく、○○さん視点のアドバイスは自分では思いつかないような内容ばかりで、非常に刺激になりたくさんの気づきを与えていただきました。 今後も、ご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。 |
今日は仕事を手伝っていただき、本当にありがとうございました。 ○○さんのおかげで、クオリティの高い資料を時間内に提出することができました。 いつもチームのメンバーを気にかけ、困っている人や大変そうな人に声をかけている○○さんを尊敬しています。 いつもお気遣いいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 私もみんなを助けられる人になれるよう努力しますので、今後もよろしくお願いいたします。 |
同じ部署のメンバーや他部署のメンバーなど、同僚へ感謝の気持ちを伝えるメッセージの例文をまとめました。
いつもアドバイスをくれてありがとうございます。 ~~業界を経験した○○さんだからこそのアドバイスは、非常に参考になりました。 おかげで本日の商談も無事に終わることができ、受注を獲得できました! これからも協力し合って、会社を成長させていきましょう。 |
今日は提案書作りに必要な資料を集めてくれて、本当に助かりました!ありがとうございます。 ○○さんのサポートのおかげで、A社へ自信を持って提案することができそうです。 私も○○さんの力になりたいので、困ったことがあったら気軽に相談してくださいね。 |
今日は、嬉しいメッセージをくれてありがとう! 部署が違っても仕事ぶりを見てくれていると知って、とても励みになりました。 そして○○さんの活躍を見て、私自身も刺激を受けています。 今後も切磋琢磨していけると嬉しいです。 |
いつも迅速なご対応、ありがとうございます! ○○さんのスピーディな処理があるからこそ会社が回っているので、まさに「縁の下の力持ち」という言葉がぴったりの頼れる存在です。 これからもよろしくお願いします。 |
部下に対して感謝のメッセージを贈る際には、プレッシャーにならない言葉を選ぶとよいでしょう。日ごろの感謝を伝えつつ、具体的な良い点も付け加えることで、部下は「そこまで見てくれている」とモチベーションが上がります。
A社の受注おめでとう! 難しい案件にも関わらず積極的にアプローチをしてくれたことで、先方の信頼を得られたのだと思います。 ○○さんのポジティブな姿勢はチームにも良い影響を与えてくれているので、本当にありがたい存在です。 これからもチームを引っ張っていってくれることを期待しているよ。 |
本日のプレゼン、お疲れさまでした。 自信を持ってプレゼンしている姿はとても頼もしかったです。 他チームのリーダーたちも、良い出来だったと褒めていました。
(良かった点やフィードバック、他の従業員からの声など)
これからも一緒に会社を成長させていきましょう! |
今日はチームメンバーの仕事を手伝ってくれてありがとう。 ○○さんのおかげでスケジュール通りにプロジェクトを進められているので、余裕をもって納期を迎えられそうです。 いつも進捗状況を見ながら、プロジェクトを前進させようとメンバーをサポートしてくれている○○さんに助けられています。いつもありがとう。 プロジェクト終了までは気を抜かず、一緒に頑張っていきましょう! |
いざ感謝の気持ちを伝えようとしても、どのようにメッセージを贈ったらよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
チームワークアプリ「RECOG」は、感謝・称賛を伝え合うことで社内のコミュニケーションを促進し、エンゲージメント向上や称賛文化醸成などを実現できるツールです。
メッセージとともにポイントも贈れるため、文章とは違った表現方法で感謝の気持ちを伝えられます。
詳しい機能については以下の資料にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
職場で感謝を伝える際には、具体的な内容を取り入れながらわかりやすい言葉で伝えることがポイントです。今回紹介したメッセージの例文を参考に、社内の人たちに感謝を伝えて信頼関係を高めましょう。 \\編集部おすすめ記事// まとめ