退職者へのメッセージは、相手との関係性や退職理由によって伝え方が変わります。本記事では、上司・同僚・部下など相手別、定年・転職・結婚など退職理由別に使えるメッセージの例文を紹介します。寄せ書きやカードに使える一言メッセージもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

退職者へ心のこもったメッセージを届けるために、押さえておきたいポイントを紹介します。
「お世話になりました」だけでは、形式的な印象を与えてしまいます。「○○のプロジェクトでサポートしていただいたおかげで成功できました」のように、何に感謝しているのかを具体的に書くことで、より気持ちが伝わるメッセージになります。
退職者との思い出やエピソードを添えると、オリジナリティのあるメッセージになります。一緒に取り組んだ仕事や、印象に残っている出来事などを振り返り、簡潔にまとめて書きましょう。
ただし、相手の失敗談やネガティブなエピソードは避け、ポジティブな思い出を選ぶことが大切です。
メッセージの最後には、退職後の活躍や幸せを願う言葉を添えましょう。「新天地でのご活躍をお祈りしています」「ご健康とご多幸をお祈りしています」など前向きな言葉で締めくくると、気持ちよく送り出すメッセージになります。
転職や家庭の事情など、退職理由はデリケートな場合もあります。本人が公表していない限り、退職理由には深く触れないのがマナーです。
結婚や出産などおめでたい理由で退職する場合はお祝いの言葉を添えても問題ありませんが、それ以外の場合は退職理由には触れず、感謝と今後を願う言葉を中心にまとめましょう。
お祝いの場面では、縁起が悪いとされる「忌み言葉」を避けるのがマナーです。退職のメッセージでも以下のような言葉は使わないようにしましょう。
マナーを守り、気持ちの伝わるメッセージを送りましょう。

退職する人へのメッセージを書く際に気をつけたい注意点をまとめました。
「祝」の文字は、結婚や出産、定年退職など、おめでたい理由で退職する場合にのみ使用します。転職や体調不良など、退職理由がわからない場合や本人が望まない退職の場合は、「祝」の文字は使わずに「御礼」「感謝を込めて」などの表現を選びましょう。
上司や先輩など目上の方へのメッセージは、言葉遣いに注意が必要です。
上記の注意点を意識し、送った方も送られた方も気持ちよいメッセージを書きましょう。
「辞めないでほしい」「残念です」といったネガティブな言葉は、退職者の新たな門出に水を差してしまいます。寂しい気持ちがあっても、前向きな言葉で送り出しましょう。
寄せ書きは退職者の家族など、他の人も目にする可能性があります。内輪ネタやプライベートすぎる内容は避け、誰が見ても問題のない内容にまとめましょう。

ここからは、相手との関係性や退職理由に合わせた例文を紹介します。例文をもとに具体的なエピソードをまじえたメッセージを作ってみましょう。
上司や先輩へのメッセージは、敬意を込めた丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
<例文1>
○○部長、長年にわたるご勤務、大変お疲れさまでございました。
入社以来、○○部長には多くのことを教えていただきました。厳しくも温かいご指導のおかげで、今の私があると感じております。
○○部長から学んだことを胸に、これからも精進してまいります。
どうぞお体に気をつけて、充実したセカンドライフをお過ごしください。本当にありがとうございました。
<例文2>
ご定年おめでとうございます。○年間、本当にお疲れさまでございました。
○○さんの的確なアドバイスにいつも助けられておりました。特に△△プロジェクトでは、○○さんのご指導がなければ成功はなかったと思っております。
これからは、ご趣味やご家族との時間を存分に楽しんでいただければと思います。
長い間、本当にありがとうございました。
<例文3>
○○課長、定年退職おめでとうございます。
新人の頃から温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。仕事で悩んだときに○○課長にかけていただいた言葉は、今でも私の支えになっています。
○○課長のご健康と、これからの人生がより一層充実したものになりますよう、心よりお祈りしております。
<例文4>
長きにわたるご勤務、誠にお疲れさまでございました。
○○さんの背中を見て、私も成長することができました。教えていただいたことを大切に、後輩たちにも引き継いでまいります。
第二の人生が、健康と幸せに満ちたものになりますよう、心からお祈りしています。
<例文1>
○○さん、今まで本当にありがとうございました。
いつも的確なアドバイスをいただき、何度も助けていただきました。○○さんのもとで働けたことは、私にとって大きな財産です。
新しい環境でも、○○さんらしくご活躍されることを心よりお祈りしております。
<例文2>
○○さんがご退職されると聞き、驚きとともに寂しさを感じています。
仕事に対する真摯な姿勢や、周囲への気配りなど、○○さんから学ばせていただいたことはたくさんあります。
新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。今まで本当にありがとうございました。
<例文3>
○年間、大変お世話になりました。
○○さんには仕事の進め方だけでなく、社会人としての姿勢も教えていただきました。ご退職は寂しいですが、新しいチャレンジを心から応援しております。
またお会いできる機会を楽しみにしています。
<例文1>
ご結婚おめでとうございます。そして、今まで大変お世話になりました。
○○さんに教えていただいたことを忘れずに、これからも頑張ってまいります。
お二人の新生活が、笑顔と幸せにあふれたものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。
<例文2>
ご出産に向けてのご退職、おめでとうございます。
いつも優しくご指導いただき、本当にありがとうございました。○○さんのもとで働けた日々は、私にとってかけがえのない経験です。
どうかお体を大切に、元気な赤ちゃんをお迎えください。
同僚や同期へのメッセージは、親しみを込めつつも、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
<例文1>
○○さん、○年間お疲れさまでした!
一緒に仕事ができて本当に楽しかったよ。困ったときはいつも助けてくれて、本当にありがとう。
新しい職場でも○○さんらしく活躍してね。また飲みに行こう!
<例文2>
同期として一緒に頑張ってきた○○が退職するのは寂しいけど、新しいチャレンジを応援しています。
辛いときも励まし合って乗り越えてきた日々は、私にとって大切な思い出です。
新天地でもキャリアを活かして、さらに活躍してね!
<例文3>
○○さん、今までありがとう。いつも明るく場を盛り上げてくれて、○○さんのおかげで毎日楽しく仕事ができました。
新しい環境でも、その持ち前の明るさで周りを元気にしてあげてね。これからも応援しています!
<例文4>
○年間、一緒に働けて本当によかった。○○さんの仕事に対する姿勢は、いつも刺激をもらっていました。
新しい職場でも充実した毎日が送れるよう祈っています。落ち着いたら連絡してね!
<例文1>
結婚おめでとう!
いつも優しくて気配りのできる○○さんだから、きっと素敵な家庭を築けると思います。
また遊びに来てね。末永くお幸せに!
<例文2>
出産に向けての準備、頑張ってね!○○さんがいなくなるのは寂しいけど、新しい命の誕生を心から楽しみにしています。
赤ちゃんが産まれたら絶対会いに行くから、連絡してね。体を大切にしてください!
<例文3>
ご結婚おめでとう!
いつも一生懸命で明るい○○さんと一緒に仕事ができて楽しかったです。幸せいっぱいの新生活を楽しんでね!
<例文1>
○○さん、○年間お疲れさまでした。
いつもフォローしてくれてありがとう。○○さんと一緒に働けた日々は、私にとって大切な思い出です。
これからも元気でいてね。また会える日を楽しみにしています。
<例文2>
今までありがとうございました!○○さんがいなくなると思うと寂しいけど、これからの○○さんの人生が幸せでありますように。
近くに来たらいつでも顔を見せてくださいね。
<例文3>
○年間、本当にお疲れさまでした。一緒に残業した日々や、ランチで話した時間、どれも楽しい思い出です。
新しい生活が素敵なものになりますように。応援しています!
部下や後輩へのメッセージは、成長を認め、今後のエールを送る内容にしましょう。
<例文1>
○○さん、○年間お疲れさまでした。
入社当初は頼りなかった○○さんが、今ではすっかり頼もしい存在に成長しましたね。一緒に仕事ができて嬉しかったです。
新しい環境でも、○○さんの持ち味を発揮して活躍してください。応援しています!
<例文2>
○○さんの退職は寂しいですが、新しいチャレンジを心から応援しています。
いつも一生懸命仕事に取り組む姿勢、とても頼もしかったです。○○さんのスキルなら、どこに行っても活躍できると確信しています。
今後の益々のご活躍を祈っています。何かあったらいつでも相談してね。
<例文3>
○年間、ありがとう。○○さんの成長を見守れたことは、私にとっても良い経験でした。
新しい職場でも、真面目で誠実な○○さんらしく楽しみながら活躍してくださいね。これからも応援しています!
<例文4>
お疲れさまでした。○○さんがいなくなるのは寂しいですが、新天地での活躍を楽しみにしています。
一緒に働いた時間は私にとっても学びの多い日々でした。困ったときはいつでも連絡してね。
<例文1>
ご結婚おめでとうございます!○○さんの幸せそうな姿を見られて、私も嬉しいです。
いつも丁寧に仕事をしてくれてありがとう。○○さんなら素敵な家庭を築けること間違いなしです。
末永くお幸せに!
<例文2>
出産に向けてのご退職、おめでとうございます。
仕事と同じように、子育ても○○さんらしく楽しみながら頑張ってね。
元気な赤ちゃんが産まれることを祈っています。落ち着いたら赤ちゃんの顔を見せにきてね!
<例文3>
ご結婚おめでとう!○○さんと一緒に仕事ができて楽しかったです。
明るくて気配りのできる○○さんなら、きっと温かい家庭を作れると思います。
幸せいっぱいの新生活を楽しんでね。
<例文1>
○○さん、○年間お疲れさまでした。
いつも明るく仕事に取り組んでくれて、チームの雰囲気を良くしてくれましたね。ありがとう。
これからも○○さんらしく、元気に過ごしてください。
<例文2>
○年間、たくさんの経験をしましたね。○○さんの成長を見守れて嬉しかったです。
新しい環境でも、ここで学んだことを活かして頑張ってくださいね。ご活躍を応援しています!
<例文3>
お疲れさまでした。○○さんがいなくなるのは寂しいですが、新しい生活が幸せにあふれることを願っています。
何かあったらいつでも連絡してね。
あまり接点がなかった方へのメッセージは、失礼にならない程度に簡潔にまとめましょう。
<例文1>
○○さん、長い間お疲れさまでございました。
直接ご一緒する機会は少なかったのですが、いつも丁寧なお仕事ぶりを拝見しておりました。
今後のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
<例文2>
○○さん、お世話になりました。○○さんの誠実なお人柄を、いつも尊敬しておりました。
新しい生活が充実したものになりますよう、お祈りしております。
<例文3>
今までお疲れさまでございました。
○○さんから直接ご指導いただく機会は少なかったのですが、いつか一緒にお仕事できればと思っておりました。
今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
<例文1>
○○さん、お疲れさまでした。
部署は違いましたが、同じ会社で働けたことを嬉しく思います。これからのご活躍とご多幸をお祈りしています。
<例文2>
○○さん、お疲れさまでした。
あまりお話しする機会がなかったのが残念です。いつも真剣に仕事に取り組む姿が印象的でした。
新しい環境でもご活躍ください。
<例文3>
○年間お疲れさまでした。
一緒にお仕事する機会がなかったのが残念ですが、○○さんの今後のご多幸をお祈りしています。
<例文1>
○○さん、お疲れさまでした。
直接一緒に仕事をする機会は少なかったけど、いつも頑張っている姿を見ていました。新しい環境でも活躍してください!
<例文2>
○○さん、○年間お疲れさまでした。
あまり話す機会がなかったけど、○○さんの明るい雰囲気はいつも良いなと思っていました。
これからも元気に頑張ってね。
<例文3>
○年間お疲れさまでした。
○○さんのこれからの人生が素敵なものになりますように。頑張ってください!

寄せ書きやサンクスカードなど、短いメッセージを贈りたいときに使える一言例文をまとめました。
今までお世話になりました。新天地でのご活躍をお祈りしています。
一緒に働けて楽しかったです。ありがとうございました!
○○さんの今後のご多幸を心よりお祈りしています。
寂しくなりますが、新しい生活を応援しています。
これからも○○さんらしく頑張ってください!
たくさんの思い出をありがとう。また会える日を楽しみにしています。
お体に気をつけて、素敵な毎日を過ごしてください。
新しいスタートが幸せいっぱいのものになりますように。
今まで本当にありがとうございました。お元気で!
○○さんとの出会いに感謝しています。これからも応援しています。

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退職する方へのメッセージは、感謝の気持ちと今後の活躍を願う気持ちを込めて書くことが大切です。
相手との関係性や退職理由に応じて言葉遣いや内容を変え、具体的なエピソードを添えることで、より心に残るメッセージになります。忌み言葉を避け、前向きな言葉で送り出すことも忘れずに。本記事で紹介した例文を参考に、退職される方への感謝の気持ちを言葉にしてみてください。
また、退職時だけでなく日頃から感謝を伝え合う職場づくりには、チームワークアプリ「RECOG」の活用もぜひご検討ください。
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