RECOGの運用の状況と体制
〜実際にはどのようにRECOGを活用されていますか?〜
仲間や社長、そして企業を知るきっかけに
RECOG導入後にまず効果を実感したのは、投稿機能を利用した社長ブログへの動線としての役割でした。
社長ブログは、社長をより身近に感じて欲しい、話したいけれど話しかけられないという人を減らしたいという想いから始まったものです。
RECOGの投稿機能によって、RECOGとブログを行き来できる動線を作ったことで、ブログの閲覧率とRECOGへのアクセス率の両方を同時に上げることができました。
もちろん、当初の目的であった称賛や認め合う文化を作るためのツールとしても活用しています。
RECOG導入前は、誰かを称賛することや感謝を伝えることに気恥ずかしさを感じている人も多かったのですが、RECOGのシステムや使用感のおかげで、そういった意見は徐々に解消されているようです。
また、人と人との繋がりや称賛がRECOGによって可視化されるようになったことで、コロナ禍で希薄になっていたコミュニケーションの課題解決にも好影響を与えていると実感しています。
RECOGを導入した後の効果
〜RECOGを導入して感じられた効果や、エピソードなどはありますか?〜
称賛を通じて新たな発見が生まれる
RECOG導入後は、 部門のアピールがしやすくなったと感じています。
今までは各部門でどのような仕事をしているのか、どのような形で企業活動に貢献しているのかをアピールする場が少なく、他の部門に興味関心を持つきっかけもありませんでした。
しかし、RECOGの投稿機能によって部門のアピールがしやすくなったことで、社員の関心が以前よりも活発になりました。
また、レターの文章は可能な限り具体的に「どのような言動に対しての感謝なのか」を書くようにしていだいているので、そのレターを読むことによって人の動きや他部門の活動を知ることができるようになりました。
さらに、他者のレターに対して拍手をすることで、自分自身がレターを贈らなくても称賛の参加者に加わることができる点は、称賛をより身近なものにしてくれています。
現在弊社では、RECOGの利用対象を正社員から協力会社まで広げています。
面と向かって感謝を伝える気恥ずかしさがあったり、そもそも伝える場自体がなかったりと、これまで欠けていた称賛文化がRECOGによって生まれていると感じています。
事業を推進するうえで協力会社との連携は不可欠です。
RECOGは、弊社と協力会社の双方に嬉しい影響を与えてくれる大切な存在になっています。
バッジの効果
〜RECOGのバリューバッジの運用に関して教えてください〜
現場の声に基づいた、社員目線のバッジ作り
バリューバッジは、現場の声を知るRECOG推進メンバーの意見に基づき、どのような形でフォーカスされると嬉しいかを重視して作成しました。
また、レターを贈る際のバッジ選びで迷わないように、心理的ハードルを下げるという取り組みもしています。
~バッジの効果に関して感じていることはありますか?~
レターを贈る際に必ずバッジを選ぶアクションがあるため、レターを贈る側は「何に感謝しているのか」を再認識することができ、受け取る側は「自分では気付いていない潜在的な強み」を知ることができるという効果を感じています。
また、他者がどのような称賛を受けているのかが可視化されることで、称賛に対する意欲や仕事へのモチベーションがわきやすくなったという意見もよく耳にします。
今後取り組んでいきたいこと
〜今後取り組んでいきたいことはありますか?〜
さまざまな課題解決の鍵として
コロナ禍によってテレワーク主体の働き方が進む中で、社員のエンゲージメント向上や新入社員のオンボーディングなど複数の課題があります。
そのような課題を解決するためのアクションの一つとして、上手くRECOGを活用していきたいと考えています。