導入事例

2022.03.07
2022.03.07

「ありがとう」が循環する、みんなが良い笑顔(イーガオ)になれる場所

株式会社イーガオは、情報処理システムの開発・販売・保守運用、情報処理システムに関わるソフトウェアおよびハードウェアの開発、情報処理システムに関わるコンサルティングを行う企業です。 今回は、株式会社イーガオの公式オリジナルキャラクターであるガオ君にお話を伺いました。

会社名:株式会社イーガオ
RECOG利用人数:53名
事業内容:情報処理システムの開発 、販売、運用及び保守
会社HP:https://www.egao-inc.co.jp/
 
RECOGを導入した背景
〜RECOGの導入背景や導入する前に課題に感じていたことはありますか?〜

EX向上(働く体験の質、満足度を上げること)の新しい報酬のカタチ

弊社では、エンジニアや社員に対する報酬の概念として、「金銭報酬」と「感情報酬」といった二つの考えを持っています。
大事なのは社員が満足して気持ちよく働けることなのです。
(詳しくは、イーガオのHPブログを読んでほしいガオw)
総合的に「イーガオで働いていてよかった!」といった体験を感情報酬と呼んでいます。
金銭報酬はお金で報酬を支払うというそのままの意味ですが、なんでもお金で解決するのが良いことなのかというところに疑問を持っていて、感情を報酬にするということを考えていました。
そのひとつの位置づけとして社内ポイント制度を検討していました。




当初は色々なサービスを参考にしながら模索していて、最終的には自社でポイント制度を構築したいということで動いていたのですが、なかなか上手くいかない状況でした。
そういった中でRECOGの存在を知り、社内コミュニケーションのベースとなっているSlackとの連携が可能な点や、UIや機能面で弊社の考えとマッチする部分が多かったため導入することになりました。




会社としては「社員を笑顔にさせたい」といった想いが根底にあり、具体的に「ありがとう」を伝えることができるRECOGのレター機能が、それをより実現させやすくしてくれるのかなという考えもありました。
 
RECOGの運用の状況と体制
〜実際にはどのようにRECOGを活用されていますか?〜

「ありがとう」の気持ちを目に見えるプレゼントに

2020年の夏頃から試験運用を行い、2021年の2月から本運用となりました。使っている人数としては50名程度で、その中に運用メンバーが2~3人いる形です。
最初はRECOGってどんなものなの?という疑問が社員全員にあったのですが、こうやって使うんだよというシチュエーションを運営メンバー自身がモデルになることで社員に伝えて、それを見た社員が実際に使ってみるという風に徐々に認知度を高めていきました。

↑実際のレター画像

導入して半年ほど経ってからは少しずつ認知されてきていて、みんなに笑顔をもたらす効果も徐々に出てきているのかなと思います。
ポイント制度をとても活用しており、まず第一弾として、ポイント交換ではAmazonギフト券を利用できるようにしました。
馴染みのあるギフトにすることで、「ポイントを貯める」ことの価値(報酬)を身近に感じてもらえるよう工夫しました。
次に制度が開始されて半年後、メンバーへ浸透してきた頃に、バリエーションとして公式キャラクターであるガオくんのオリジナル商品をラインナップしました。これは、選べる楽しさ、弊社だからできるインセンティブであることの希少価値も高まり、コレクション心をくすぐりたい、より活発に利用してもらいたい、という意図があります。



 
↑実際の交換商品例(ガオ君人形)

IT企業なので、今後はITおもちゃとかそういったものも入れていこうかなと考えています。
 
↑ガオ君からメッセージが届くことも
 
RECOGを導入後の効果
〜RECOGを導入して感じられた効果や、エピソードなどはありますか?〜

自分の価値観が伝わり、相手の価値観が分かる

オフィスのメンバーがどういうことをしているのか、どういったことで感謝されているのかというのはエンジニアサイドからすると中々見えないところにありますが、RECOGを通して具体的な形でオフィスメンバーの「ありがとう」が分かるようになったという声もよく聞きます。

 


直接業務上で関わっていないメンバー間でも何かのきっかけでレターを送り合うことで、今こういうことをやっているんだとかが分かるようになってきて、見えない繋がりのようなものを感じられています。
感謝の気持ちを伝えることでメンバー間のモチベーションが上がっていたり、やはりRECOGを導入する前と後では社内の雰囲気も良くなっているように思います。
 
今後取り組んでいきたいこと
〜今後取り組んでいきたいことはありますか?〜

感情報酬や称賛文化をさらに大きな取り組みへ

例えば弊社の社風やどういう人が働いているのかなどは現在ブログで発信していますが、そのブログに記事をアップする担当者は特に決まっていないんですね。
にもかかわらず、どういった意図で記事を書くのか、どんな内容で書くのかなど様々な工程をこなして自主的に書いてくれる人がいます。

その記事を上げてくれた人たちに対して、ありがとうの気持ちをポイントという形で送るというシチュエーションが徐々に広がってきています。

しかし、少しずつ使えている状況もある反面、まだ使いこなせていないメンバーもいます。
そういったメンバーが「レターを送ってみよう」という気持ちになるような施策は考えつつ、弊社の大事にしている感情報酬と言ったところをもっと大きくしていけるように、RECOGに関わらず色々なところで感情報酬が見られる仕組みを目指していきたいです。



 
また、弊社では、社内活性・コミュニケーションを目的とした様々なイベントを実施しています。
一例ですが、スポンサードプロジェクトとして、サポートしているスポーツ選手が出場するイベントにイーガオメンバーも出場する機会がありました。そこにRECOGを組み合わせた企画を取り入れて、一部の社員だけでなく全社員を対象とした企画に拡げることができました。
今は、ある業務に直接かかわっているメンバー同士で贈り合うシーンが多いですが、利用シーンを広げていけるような企画やポイント交換グッズなどアレコレと考えていけたらと思っています。
 
2022年2月で導入して2年目と、イーガオも10期目を迎える節目といった機会なので、多くのメンバーにRECOGをより利用してもらえるきっかけづくりを仕掛けていこうと思っております!
 
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