コラム

2023.09.15
2023.09.15

モチベーションを見える化して組織の成果を最大化しよう!

組織の成功には、従業員の高いモチベーションが不可欠です。
しかし、「モチベーション」という言葉を耳にしても、その実体を掴むのは難しく悩む方も多いのではないでしょうか。そこで重要なのが、このモチベーションを「見える化」、つまり可視化することです。
 
本記事では、モチベーションを見える化するメリットや方法を解説します。
従業員のモチベーションに悩まれる方はぜひお役立てください。
 

モチベーションを「見える化する」とは?


 
多くの企業では、売り上げや業績といった成果を数字で把握し、その数値を基に経営判断を行っています。
しかしながら、従業員のモチベーションを可視化することは、多くの企業が実践している「売り上げや業績の数値化」とはまた異なる取り組みです。
売り上げや業績の背後にある従業員のモチベーションをどれだけの企業が可視化しているでしょうか。
 
モチベーションは確かに目に見えない抽象的な存在ですが、それを具体的な数値やデータとして捉える方法があるのです。
 
例えば、仕事のやりがいや、組織への帰属意識といった項目。これらを定期的なアンケートやフィードバックシステムを通して数値化し、それをもとに組織の動向や傾向を分析することができます。
具体的な数値やデータで「見える化」することで、人材の管理や育成、そして組織全体の成長が期待できます。
 

モチベーションを「見える化する」ことのメリット

 
モチベーションを見える化する取り組みには、組織において多くのメリットが隠されています。
ここでは、そのメリットについて解説していきます。


的確な策を打てる

モチベーションを見える化することで、組織内の微細な変動や課題が明確に把握できます。
例えば、特定のプロジェクトの進行が遅れている時、数字だけでは原因をつかむのは難しいもの。
しかし、メンバーのモチベーションの低下が原因であると判明した場合、具体的なコミュニケーションの改善やプロジェクトの進め方の再考など、的確な策を打つことが可能となります。
 

一人ひとりに最適なマネジメントが行える

モチベーションの見える化は、従業員一人ひとりのニーズや欲求を明確にする手助けとなります。これにより、一人ひとりに合わせたマネジメントができ、メンバーの能力や特性に合わせた業務の割り当てやフィードバックが行えます。
 

適材適所に人材配置がしやすくなる

従業員それぞれのモチベーションを定期的に確認することで、彼らの強みや興味、志向がより鮮明になります。この理解は、人材の適材適所な配置やキャリアパスの設計に非常に役立ちます。従業員が自分の強みを最大限に活かせる場所に配置されることで、組織全体のシナジーが生まれるのです。
 

モチベーションを「見える化する」する方法とは


 
モチベーションは従業員1人ひとりの内面的なものであるため、その可視化は容易ではありません。
そこで、モチベーションを「見える化する」ための有効な方法を紹介します。
 

1on1ミーティングの実施

1on1ミーティングは、直接的にメンバーの声を聞くことができる絶好の機会です。具体的には、業務に対して感じていることや悩んでいること、キャリアの展望、私生活での悩みや喜び、チーム内の人間関係など、幅広いトピックについて話を聞くことで、モチベーションの源泉や低下の原因を明確にします。
 

モチベーション管理ツールを活用

1on1ミーティングだけでは、全てのメンバーの声を拾いきれないことも。また、1on1は上司や先輩が実施することが一般的なため、本音を話せない従業員もいるでしょう。
そのため、モチベーション管理ツールを活用し、アンケート機能を通じて組織へのフィードバックを収集したり、ストレスチェック機能でメンバーのコンディションを定期的に確認することが大切です。
これにより、モチベーションの変動や低下を早期に察知し、適切な対応を行うことが可能になります。
 

モチベーションを「見える化する」する時のポイント


 
ここからは、モチベーションを見える化する際のポイントを解説します。
 

目的が達成できるようにデータを活用する

例えば、業務の効率化や従業員満足度の向上など、具体的な目標を設定します。これを元に、必要なデータの収集と分析を行うことで、目的を達成する道筋を明確にすることが可能となります。
 

全員で共通認識を持つ

モチベーションに関するデータを収集した後は、そのデータをどのように分析し、どの指標に注目するのかを決めます。そして、分析結果をマネジメントを担う全員で共有し、共通認識として常に持ち続けることが重要です。これにより、組織全体でのモチベーションの動向や課題を迅速に察知し、適切な対応をすることができます。
 

データを元に的確な改善策を実施する

データから見えてくる組織課題に対して、全員で認識を合わせることが大切です。その上で、例えば従業員の声を取り入れたコミュニケーションの改善や研修プログラムの導入など、データを元にした具体的な改善策を策定し、実践することが重要です。
 
組織のモチベーションを「見える化」し、そのデータを最大限に活用することで、組織の成果を大きく引き上げることが可能となります。上記のポイントを参考に、組織のモチベーション管理に新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
 

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従業員のモチベーションを見える化する重要性を理解しても、日常の忙しさの中でモチベーションを見える化し、データを分析するのは難しいもの。
 
そこでおすすめしたいのが、弊社が提供するコミュニケーションツール「RECOG」です。
 
RECOGは、感謝や称賛を通した双方向のコミュニケーションを叶えるサービス。
アプリを通じて「レター」を贈ることで、従業員の行動や成果が日常的に可視化ことができます。
また、独自の分析機能により従業員の状態を数字やグラフで可視化させます。
 

まとめ

モチベーションを見える化し、組織の成果を最大化するためには単に従業員の声を聞いたりデータを出すだけではなく分析することが重要です。
 
弊社ではツールの提供から運用のサポートまで、一貫してサポートさせていただきます。
無料トライアルもございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 
 
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