コラム

2018.08.01
2018.08.01

ランチミーティングの効果と活用のポイント

仕事をスムーズに遂行するうえで、社員同士のコミュニケーションは必要不可欠。積極的にコミュニケーションをとり、容易に意思疎通ができる関係性を築くことが理想です。

コミュニケーションの一環で社員同士でランチを一緒に食べることもあると思いますが、そのような場合には、「ランチミーティング」を行うことをおすすめします。ランチミーティングには普段会議室などで行うミーティングとは異なった効果があり、さまざまなメリットがあるものです。

ここではランチミーティングを行うことで得られる効果やメリット、活用のポイントなどをご紹介します。

落ち着いた気分で会話ができる

ランチミーティング最大のメリットは、やはり「リラックスして落ち着いた会話」を行えるという点でしょう。

普段会議室などで行う会議は、どこか厳格な雰囲気があり、若年であったり、入社したての社員であったりすれば、どうしたって緊張してしまうものです。緊張すると思ったことを上手く表現できなかったり、自分の意見を述べたりということがしにくくなってしまうこともあるでしょう。

ランチタイムというリラックスした時間に話し合いを行うことで、落ち着いた気分で発話することができ、若い社員でも自分の意見を述べやすくなります。

会議が延長することがない

業務時間に会議の時間を設けると、ダラダラと延長してしまうことがあるかもしれません。しかし、ランチミーティングであれば「ランチ終了まで」と終わる時刻がはっきりしています。

終わりの時刻がわかっているというのは、人間の気持ちをどこか引き締める効果があり、ダラダラと意味のない会話をして会議が終わってしまうということが起こりにくくなります。

何時から何時までとメリハリをつけやすくなるというのも、ランチミーティングのメリットのひとつであると言えるでしょう。

いい人間関係を構築できる

ランチを一緒に食べながら、決まった時間だけリラックスしながら会議することで、社員同士の人間関係をよくすることができると言えます。

ただ、ランチを一緒に食べるだけでは、決まった議題がありません。プライベートなことは話したくないという人もいるでしょうし、結局ほとんど喋らずにランチの時間が終わるなんてこともあるでしょう。雑談というはなかなか難しいものなのです。

ランチミーティングは議題がはっきりしているため気まずい沈黙が流れることも少なくなります。それでいて一緒にランチを食べていることから、「人間同士の関わりがある」とも感じられ、いい人間関係を構築することができるようになるのです。

ランチミーティング開催時のポイント

メリットが多いランチミーティングですが、その効果を最大限発揮するには、以下のことに注意する必要があります。

  • 前向きな議題にする

ランチを楽しむためにも、議題は前向きなものに限定しましょう。

  • できるだけ少人数で行う(4人ぐらいがベスト)

大人数では積極的な意見交換をするのが難しくなります。

  • 頻繁に行いすぎない

ランチはあくまで休憩時間ですので、頻繁に行うと「また?」と思われ社員のやる気を奪いってしまいかねません。

ランチミーティングには大きなメリットがいくつかもあります。しかし、ランチタイムは、社員にとって大事な休憩時間です。ここで紹介したことを参考にして、社員の休憩時間を奪うだけにならない、効果的なランチミーティングをするようにしてくださいね。

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