お知らせ

2019.03.20
2019.03.20

給食支援報告書 Vol.6

給食支援報告書 Vol.6。 RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロス様よりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。

テーブルクロスの給食は、いつも美味しい

途上国のこどもたちへ給食を届けるテーブルクロス様の継続的なご支躍を心より感謝申し上げます。場所はケニア国、 マルサビッツシュ州、ロイヤガラニ地区のうタイタス・ゴヨニ記念小学校(411人)です。

ICAは2016年当時、コミュニティの植林活動を行なっておりました。学校の先生から、こどもたちが家に帰っても食料がなく、学校に寝泊まりする子供が出ている。

地域のHIV/AIDSの患者は保健所から薬を無料で貰えても、空腹で飲めないなどの問題があり、給食支給が必要であり、支援して欲しいとの要請がありました。早速、テーブルクロスの城宝薫代表に連絡を取り、許可を得て、皆様方からのご寄付をこのような貧困家庭のこどものいる学校給食に使わせて頂きました。こどもたちからは、「テーブルクロスの給食は、いつものご飯より美味しい」と定評があります。

現地の方や政府にも変化が

皆様のご寄付の噂は、現地政府の耳にも届き、学校給食の大切さを理解して、これまで遅れたり、給食が無くなったりしていた状態が改善されました。

現地の人びとにも、テーブルクロスの給食が知れ渡り、両親が安心して学校にこどもたちを送るようになったのでしょう。生徒の数が2016年の370人からの2017年には411人に増加しました。皆様の一人の予約が途上国のこどもたちに、学校に行く機会を増やしています。

しかしながら, コミュニティの中には、まだ貧困に喘ぐ家庭は少なくありません。

同じロイヤガラニにあるエルモロ族は、少数民族としては世界一少ない民族です。200人が住んでいますが、飲み水は、近くのトゥルカナ湖の塩湖のみで、それを飲んでいる住民やこどもたちは、浮腫で手足がむくんだり、骨粗しょう症などで骨の病気にかかっています。

彼らの望みは、綺麗な水と栄養価のある食料を地域内で得ることです。今後は学校同様に、皆様からのご支援はこのようなコミュニティの人々への食料と水の確保にも使わさせていただきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

★テーブルクロス累計給食支援数:108,608 食(2018年2月末現在)

★2018年2月支援実績:6,045 食

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