お知らせ

2019.02.08
2019.02.08

給食支援報告書 Vol.1

給食支援報告書 Vol.1。 RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロス様よりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。

マラウイの給食支援の現場

せいぼじゃぱんでは、1 日 14,000 人の子どもたちに、幼稚園、保育園、小学校を通じて、 給食を届けています。

私たちは子ども達に給食を提供し、助けている一方で、多くのことを学ぶことがあります。 そうした体験を、現地にいる日本人スタッフ K さんの言葉をお借りして、お話しできればと思います。

マラウイの学校は、私たちが考えるような環境ではなく、川を渡って通う必要があったり、 山道を越えて行かなくてはいけないような場所にあります。そして、彼らの通う学校の建物も、 衛生環境、教室の整備、学習道具においても、最低限の条件さえないのが現状です。

しかし、そんな中でも、毎日を笑顔で過ごしているのがマラウイの子ども達です。 貧しさがあるがゆえに、日々の生活に対しての感謝を持っていることがよく分かります。さらには、 子ども達の学習に対する姿勢はとても立派です。自分のノートも、書く場所がなくなるまで使い、 授業の時間も真剣に過ごしています。

こうした彼らから、私達日本人が学ぶべきことが多くあるように思います。日々の環境で 当たり前にあるものに対しての感謝、そしてそこから自然に出てくる笑顔が、マラウイにあります。 私たちも、日々を支えてくれる家族、食事に感謝をし、笑顔を絶やさず、人々に本当の幸せを 届けることができる人々になるためにはどうしたらいいのか、それをマラウイの子ども達から 得ることができると思います。

私たちせいぼは、こうしたマラウイの子どもたちが、もっと勉強に集中でき、よりよい環境で 生活ができるように、給食支援をしています。給食支援は、子ども達の成長に、深く関わることができる 支援です。テーブルクロスの皆様も、食事を通して、子どもたちの教育、そしてその成長全体に 向き合おうとされていると思います。皆さんの心のこもったご寄付を、これからも私たちは 現地の子どもたちのために使っていきます。

どうぞ、よろしくお願いします。

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