コラム

2018.12.01
2018.12.01

社内コミュニケーションの必要性と活性化のアイディア

あなたの働く会社では、社内のコミュニケーションはしっかり取れているでしょうか? あるアンケートでは、コミュニケーション不足が業務の弊害になるとほとんどの企業が回答しています。近年、あらゆる企業が社内コミュニケーションの活性化のための施策を始めています。ここでは、活発な社内コミュニケーションがもたらすメリットを解説し、有効なアイディアをいくつかご紹介します。

社内コミュニケーションの必要性とは?

社内コミュニケーションが十分に取れると、さまざまなメリットが生まれます。第一に、社員の満足度・モチベーションがアップし、離職者や精神的な疾病による休職者の減少が見込まれます。職場の雰囲気が活気づくことで社外からの評判が上がり、新たに優秀な人材が集まってくるという効果も期待できます。

また、自分の意見を発信しやすい環境を整えたり、部署の垣根を超えてアイディアを交換できる場を設けたりすることで、他の社員がどんな事をしていて、どんな事を考えているのかを把握することができ、業務効率のアップや新たなプロジェクトの構築に繋がります。

逆に、社内コミュニケーションが滞ってしまうと、なかなか上司に仕事の相談が出来ない・一人で仕事を抱え込んでしまうといった社員が増え、結果トラブルの原因にもなりかねません。社内コミュニケーションの成熟度は、時に企業の経営自体に影響を及ぼすといっても過言ではないでしょう。

社内コミュニケーションを活発にする3つの方法

  • 社内研修やイベントの開催

社内研修やイベントでは、違う部門に所属していて普段関わりの少ない社員同士でも自然とコミュニケーションをとることができます。研修は新入社員や若手層が参加するものというイメージが強いですが、中堅・ベテラン層も積極的に参加することで、自身のスキルアップや企業のビジョンを再認識できるというメリットがあります。

  • 社内コミュニケーションツールの活用

今、情報共有ツールとしてSNSや社内コミュニケーションツールを導入する企業が増えています。メールよりも手軽にメッセージを発信でき、タスク管理やファイルの共有も一括で行えるため業務の効率アップも期待できます。ツールの活用が習慣づくと、これまでよりも社員同士の情報交換が盛んになり、新たなアイディアも生まれやすくなります。

  • オフィス環境の整備

「会議」と聞くと少し堅苦しく感じますが、もっとラフに雑談を交えながら日々の業務の相談ができるスペースを設けることも効果的です。今、企業の間で盛んに行われているリフレッシュルームの充実化はもちろん、さまざまな社員が行き交うコピー機前に掲示板を設置するといった手軽な方法もあります。掲示板では社内イベントなどの情報を発信すると、そこで鉢合わせた社員同士の会話のネタにもなります。

社内コミュニケーションを活性化させる方法は多岐に渡りますが、その効果をしっかりと見直すことが大切です。また、施策の目的を社員一人ひとりが明確に意識していないと、ただ単に時間を拘束されたと感じてしまう可能性があります。施策を行う際は、社内コミュニケーションの活性化がもたらすメリットをしっかりと企業全体に浸透させる必要があるでしょう。

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